私の写 仏 画 |
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〇 写仏画 『昇り龍』 色紙サイズ 2023.11.18
〇 写仏画 『孔雀明王』 M25サイズ 2023.8.13
〇 写仏画 『阿弥陀如来』軸装 M25サイズ 2021.10.15 香華の会
〇 写仏画 『仏足跡』 F6サイズ 2020.10.10
〇 写仏画 『准胝観音仏母』 F10サイズ 2020.7.5
〇 写仏画 『如意輪観音像』 A3サイズ 2020.7.1
〇 写仏画 『聖観音像』 A3サイズ 2020.6.10 香華の会
〇 写仏画 『観音菩薩』軸装 M25サイズ 2019.11.23香華の会
〇 写仏画 『准胝観音』 F6サイズ 2019.7.18
〇 写仏画 『繧繝模様』 F6サイズ 2019.5.15
〇 写仏画 『勢至菩薩』軸装 M25サイズ 2018.11.24 香華の会
〇 写仏画 紺紙金泥 『十三仏』 2018.11.24 香華の会
〇 写仏画 『不動明王』 2017.11.25 香華の会
〇 写仏画 紺紙金泥 『地蔵菩薩』 2016.11.16 香華の会
〇 写仏画 紺紙金泥 『不動明王』 2015.11.14 香華の会
〇 写仏画 『観世音菩薩立像』 2015.8
〇 写仏画 紺紙金泥 『観音菩薩座像』 2014.9.10
〇 写仏画 『観世音菩薩胸像』 2014.7.23
〇 写仏画 『不動明王』 2013.12.18
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昇り龍 色紙サイズ
日光東照宮陽明門の天井絵
国宝「昇り龍」
狩野探幽画 |
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孔雀明王 M25サイズ
孔雀明王は、インド語のマハーマーユーリー「偉大な孔雀」に由来している。慈悲を表した菩薩形をして、孔雀の上に乗り、一面四臂の姿をしている。四本の手にはそれぞれ倶縁果、吉祥果、蓮華、孔雀の尾を持つ。
孔雀は害虫やコブラなどの毒蛇を食べることから、孔雀明王は「人々の災厄や苦痛を取り除く功徳」があるとされ信仰の対象となった。後年になると孔雀明王は、人間の煩悩である三毒(むさぼり、怒り、痴行)を喰らって、仏道を成就せしめる功徳がある仏という解釈が一般的になる。(Wikipedia)
菩薩と明王
菩薩は、観音菩薩や地蔵菩薩など信仰の対象になっている。仏陀のように完成したものではなく、菩薩は永遠に完成の途上にあり、人々の願いごとを聞き応えてくれる。
明王は、仏陀や菩薩への信仰がなく、信仰があっても心がぐらついている者に、コラッと怒鳴りつけゴツンとしてやる役割の仏陀の使者(変身)である。柔和な姿をした菩薩とは対照的に、明王は恐ろしい姿を示す、忿怒の相をしている。
(渡辺照宏『不動明王』)
孔雀明王のような慈悲を表した菩薩形をいているのは明王の中では珍しい。
国宝孔雀明王像(東京国立博物館)と若松千恵子仏画師の写仏画から謹写させていただいた。
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阿弥陀如来 軸装 M25サイズ
弥陀の本願信ずべし
本願信ずるひとはみな
摂取不捨の利益にて
無上覚をばさとるなり
『正像末和讃』第一首(親鸞聖人御作 夢告讃) |
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仏足跡 F6号
ブッダは、35歳で悟りを得て、80歳で入滅されるその直前まで45年間を布教のために歩き続けられた。ブッダが入滅して、仏像が崇拝されるようになる以前から、古い仏教徒にはブッダの超人性を示す仏足跡を拝する心があった。ガンダーラ地方で初めて仏像が作られ、崇拝されるようになったのは、ブッダが入滅してから500年以上の後の紀元1世紀末のころといわれている。それまでは各地にブッダの聖地として仏塔が建立された。インドでブッダが悟りをひらかれた成道の地ブッダガヤの大塔の正面にある「仏足石」に仏足跡が彫られている。日本では薬師寺に如来の足裏に仏足跡を観ることができる。
http://jyushin-rujyo.com/ashi.html
「足の裏に感謝」を参照ください。
ブッダ・仏さまの姿のもつ美しさ、衆生を救うという機能美を仏の三十二相といわれている。
西原祐治著『仏さまの三十二相』には、三十二相の各相について分かりやすい法話が書かれている。
その一つに「足下二輪相」がある。ブッダの足の裏に文様があり千福輪ともいわれている。
ブッダが悟りをひらかれて最初に法を説かれたことを「初転法輪」という。仏法の宝の輪は、四方八方自在に転じて、災いを治め悪魔を砕き、常にあらゆる人々を慈しみ、怒りと欲と愚かさを照破する優れた特性をあらわしている。
「仏足跡」について
★梵王頂相
・かかとに五つの山がある
・山の両端には雲が浮かんでいる
・雲の間には、太陽のように遍く光り輝く輪宝がある
・輪宝の上部には、仏法僧の三宝がある。
★千福輪相
足の裏の中央の車輪に似て幾重にも輪をかたどった相がある。千の筋をもつ車輪は迷いを砕く仏力の象徴で、煩悩の闇を打ち砕く働きがある。
★金剛杵相(こんごうしょそう)
親指の下に鉾がある。その鉾に紐が結んであり、魔法を寄せ付けない力を持っている。
★双魚相
魚が二匹描かれている。インドのヒンドゥー教の神ヴィシュヌの変身といわれている。ヴィシュヌ神がブッダに変じられて永遠の命と生命力が与えれたといわれる。
★宝瓶相
ブッダの説法は宝に満ちあふれていることを表す。そのとなりの法螺貝で、その小さい口から息を吹き込むと勇壮な音が堂々とあたりに響きわたる。ブッダの説法は、この法螺貝のように四方八方どんな遠いところまで響き、一度その音を耳にすると自分の犯した罪が滅失するといわれている。
★月王相
親指には月の相がある。インドは暑い国だから比較的に涼しい夜の月の光は、有難いものの象徴とされる。この月は赤々と燃えている。
★花文相
人差指から小指までには、花の形を変化させた瑞祥七相をあらわしている。
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准胝観音仏母像 F10号
准胝観音仏母 (F10号)
三眼十八臂の異彩の観音像。
3つの目と18本の腕、黄色味の身体に白衣を着けるのは、天台大師が説かれた『摩訶止観』の説に従っている。鎌倉時代に描かれた密教像の特徴を示している。
「准胝」はサンスクリット語のチュンディーの音訳「清浄」を意味する。観音はインドやチベットでは仏母と呼ばれ、女尊として表現される。
18の手は、中央で説法印あるいは施無畏印の印相を示し、その他の手には蓮華、数珠(ジュズ)、教本、金剛杵(ショ)、三鈷杵(サンコショ)など各種の仏具を所持している。
(若松千恵子師写仏画を謹写) |
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如意輪観音像 (A3サイズ)
如意輪観音像
天台『摩詞止観』に説かれている六観音の一つ(原画は東寺旧蔵本より)
「六道抜苦」の説に基づいて古来より崇拝されてきた六観音の一つ如意輪観音は天に座されている。
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聖観音像 (A3サイズ)
蓮の花を手に持つ聖観音像
天台『摩詞止観』に説かれている六観音の一つ(原画は東寺旧蔵本より)
光背は炎に頭からは青黄赤白の4色の光のオーラを放っています。
白衣の仏像を初めて書き、背景の色に選んだのは、臙脂(えんじ)色。 神々しい白い光の次に太陽の色、赤、朱、臙脂色は観音様に相応しい。 背景は黒とか薫銀泥などがよく使われますが、臙脂色はいろいろな色が混ぜ合わされた色で観音像を浮かび出してくれます。
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観音菩薩 軸装 (M25サイズ)
救世観音大菩薩
聖徳皇と示現して
多々のごとくすてずして
阿摩のごとくにそひたまふ
正像末和讃(第84偈)
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准胝(じゅんてい)観音菩薩(F6サイズ)
中国の天台大師が説かれた『摩訶止観』
に記されている六観音の一つである。
(東寺旧蔵本より)
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繧繝(うんげん)模様 (F6サイズ)
繧繝(うんげん)模様はお寺の本堂の祭壇の装飾布などによく見られる。同じ色を濃から淡へ、淡から濃へと層をなすように繰り返す彩色法。中国西域から伝わり、赤・青・緑・紫などの色を用い、奈良・平安時代のころから仏画、寺院の装飾や染織などに用いられるようになった。
ー助川コミセン 写仏画教室にてー |
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勢至菩薩 軸装 (M25号)
無碍光仏のみことには
未来の有情利せんとて
大勢至菩薩に
智慧の念仏さづけしむ
正像末和讃 第269偈 |
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十三仏 (25号)
釈迦如来像を中心に
中心から左上の阿弥陀如来から右時計回りに
虚空蔵菩薩、観音菩薩、文殊菩薩、大日如来、
勢至菩薩、不動明王、弥勒菩薩、普賢菩薩、
地蔵菩薩、阿閦如来、薬師如来の各像
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不動明王
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地蔵菩薩
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観世音菩薩立像
平成27年8月謹写
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紺紙金泥 不動明王
「香華の会」展示会作品
平成27年11月14日
日立市助川コミュニティ・センター
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写仏画 「紺紙金泥 観音菩薩座像」
紺紙は天平時代から写経に使われてきました。
雁皮(がんぴ)で作られた紙に紺の着色料で染められた、
絹、麻や楮(こうぞ)と違って、日本独特の用紙です。
この紺紙に金泥で描いた観音菩薩の座像です。
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kannon_bosatu_kyouzou
写仏画『観世音菩薩胸像』
仏画教室に平成24年(2012)10月から日立市内の
助川コミュニティセンターの写仏画教室に通い始め、
仏画師(いわき市在住の若松千恵子先生)の
毎月2回の教室でご指導を受けた。
仏像の観察と仏画の描き方を教えていただいている。
写真の観世音菩薩胸像は3か月ほどかけて一応出来
上がり。仏像の描き方にはいろいろな約束事がある。
基礎的な儀軌(ギキ=仏像のきまり)を学ばなければ
ない。お釈迦様の造形化には長い歴史があり仏への
深淵な想いを仏画師たちは絵筆に託してきた。
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butuga_fudoumyou_ou
写仏画 不動明王
記念五浦美術館で安達原玄仏画美術館の作品仏画展
を見て感動。香華の会の日立教室に入会して、
1年目で描いた写仏画がこの「不動明王」です。
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